出典: マイナポイント事業ポータルサイト

目次

・ マイナポイント事業とは

・ 店舗としての事前準備・導入メリット

・ マイナポイント事業に合わせたキャンペーン紹介(QR決済事業者の事例紹介)

・ まとめ 

2020年9月1日よりマイナンバーカカードの取得者を対象にマイナポイント事業が始まりました。
テレビやインターネット上でよく目にするこの制度ですが消費者としてメリットがあるということは分かるものの実際のところどんな制度なのか、店舗としてどんな対応が必要なのかぼんやりとしたイメージをお持ちの方も多いかと思います。
そこで本日はマイナポイント事業に関して店舗様の視点より以下簡単にご紹介させていただければと思います。

▼ マイナポイント事業とは

マイナポイント事業とは、2020年9月~2021年3月末までの期間中に各個人にて取得したマイナンバーカードにて事前に予約・申込を行い、申込時に選択した特定のキャッシュレス決済サービスへチャージもしくは決済利用すると上限5000円分(利用金額20,000円に対し25%還元)のポイントがもらえるという制度です。

※ キャッシュレス決済サービスの中には「QRコード決済(PayPay、LINEPay等)」や電子マネー(交通系ICカード)、クレジットカード決済などを指しており、多岐にわたります。

対象となるサービス一覧は以下より参照が可能です。↓

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/

出典: マイナポイント事業ポータルサイト

▼ 店舗としての事前準備・導入メリット

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テレビやCMなどでもよく目にするマイナポイント事業ですが、実際に店舗として何か手続きが必要なのか?と疑問をお持ちの方も多いかと思います。

先ほどご紹介させていただいたのが「消費者」としての利用の流れ・メリットとなりますが、実際に店舗として必要な事前準備事項、店舗としての本事業のメリットに触れていきたいと思います。

キャッシュレス決済導入に関して、キャッシュレス決済を導入するといっても、費用がかかるのではないか、、、導入の手続きが大変なのでは、、、たくさん決済事業者がありすぎて何を入れたらいいのかわからない、、、などの理由から導入を先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか。

現在、多くの決済事業者で導入費用無料となっており、加盟店申込手続き後、既に店舗にて所有している端末がある場合はその端末を利用し、所定のアプリをインストールするだけで導入が可能となります。(※ 決済ごとに決済手数料が発生いたします。)

また、近年では1つのアプリ(1つの端末)にて複数ブランドの決済が可能となるものも存在し、お客様が提示したQRコードを、自動で判別する機能が搭載されており、店舗での現金管理負担の軽減や店頭でのオペレーションの負担を軽減することも可能です。

簡単に導入できることは分かったが、実際に導入することにメリットはあるの?と考えの方もいらっしゃるかと思います。今回のマイナポイント事業としては店舗としての手数料還元の施策はないものの「キャッシュレス決済を導入している」だけで本事業の恩恵を受けることができる期間となります。

キャッシュレス決済事業者としてもユーザー獲得のため上乗せでのポイント還元などを行っている期間でもあるため

この時期に利用キャッシュレス決済の導入を検討する加盟店も多いようです。

では実際にどんなメリットがあるのか以下ご紹介していきたいと思います。

店舗として一番のメリットとしては「マイナポイント事業対象のキャッシュレス決済を店舗に導入しておくことにより

店舗規模・業種・地域に関係なく、マイナポイント事業への参加が可能となる」ことです。

キャッシュレス事業者にて行うキャンペーン内容によっては、利用額に対する還元額が大きいことから消費者としても購買意欲が向上し、自身にて登録しているキャッシュレス決済を利用できる店舗への新たな来店機会につながります。

また、国としてのポイント還元+キャッシュレス業者でも独自にポイント還元を行っている企業もあるため、その決済を導入することでもさらに顧客獲得のチャンスが広がります。

その為、店舗側としてはキャッシュレス決済を導入し、店頭へ利用可能な決済種類を積極的に店頭掲示することで新しい顧客をつかむチャンスにもなります。

また、通常店頭での値下げを行う際、店舗側で原資負担をする必要がありますが、本事業に関してはポイント還元に対する費用を負担することなく、消費者へ購入代金の25%をポイント還元することで実質値下げを行うことができます。

特に、キャンペーン原資はないがどうにかして集客を行いたいとお考えの店舗様には是非活用いただきたい事業といえます。

▼ マイナポイント事業に合わせたキャンペーン紹介(QR決済事業者の事例紹介)

実際にキャッシュレス事業者側にて上乗せでのポイント付与を行っているキャンペーンがありますので、その中でもQRコード決済に絞っていくつかご紹介していきます。

◆ PayPay ◆​

PayPay × マイナポイントキャンペーン

① マイナポイントにPayPayを登録すると「残高チャージ」or「お支払い」で上限5,000円相当もらえる(付与率25%)

② ナイナポイントにPayPayを登録すると抽選で100万円相当当たる

※ ②に関しては2020年7月1日(水)~8月31日(月)にて終了しました。

対象期間: 2020年9月1日(火)~2021年3月31日(水)

 さらに、下記申込み対象期間中に「メルペイ」を選んで「マイナポイント申込み」を完了されたお客さまの中から、 

抽選で合計約13万名さまに最大1,000万円(総額1億円)相当のポイントを付与。 (※ 2020/10/20までに付与予定)

申込対象期間: 2020年7月1日~2020年9月30日

キャンペーン詳細は以下にてご確認いただけます↓

https://campaign.merpay.com/jp/2020-07-mynumberpoint

◆ メルペイ ◆​

メルカリ × マイナポイントキャンペーン

マイナポイント事業から25%(最大P5,000)+メルペイから5%(最大P1,000)還元

対象期間: 2020年9月1日(火)~2021年3月31日(水)

 さらに、下記申込み対象期間中に「メルペイ」を選んで「マイナポイント申込み」を完了されたお客さまの中から、 

抽選で合計約13万名さまに最大1,000万円(総額1億円)相当のポイントを付与。 (※ 2020/10/20までに付与予定)

申込対象期間: 2020年7月1日~2020年9月30日

キャンペーン詳細は以下にてご確認いただけます↓

https://campaign.merpay.com/jp/2020-07-mynumberpoint

◆ d払い ◆

d払い × マイナポイントキャンペーン

① 2万円のチャージまたはお買い物をするとdポイント最大5,000円分付与(付与率25%)

② さらに「d払い」ならもれなくdポイント1,500円分進呈

※ 2020年7月1日以降お申込の方全員が対象

③ さらにチャージまたはお買い物金額の5%還元(dポイント最大1,000円分進呈)

対象期間: 2020年9月1日(火)~2021年3月31日(水)

キャンペーン詳細は以下にてご確認いただけます↓

https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/dpay_mynapoint/index.html 

◆ auPAY ◆

au PAY × マイナポイントキャンペーン

au PAY 残高へのチャージ額に対して25%のポイント※を付与(上限5,000円相当)+マイナポイント付与額に対して20%のau PAY 残高を付与(上限1,000円相当)

対象期間: 2020年9月1日(火)~2021年3月31日(水)

対象条件: 以下両方を満たしていること

・au PAYでマイナポイントにお申込みいただくこと(申込期間:2020年7月1日~2021年3月31日)

・マイナポイント申込後に対象期間内にチャージすること(対象期間:2020年9月1日~2021年3月31日)

キャンペーン詳細は以下にてご確認いただけます↓

https://wallet.auone.jp/contents/lp/mynapoint/description.html

▼ まとめ

<消費者メリット>

・ マイナンバー取得・事前登録・各社キャッシュレス決済サービスの利用を行うことで

利用金額20,000円に対し25%還元を受けることができる

・登録する、キャッシュレス手段によってさらに上乗せでの還元が受けられる

<店舗メリット>

・マイナポイント事業対象のキャッシュレス決済を店舗に導入しておくことにより

店舗規模・業種・地域に関係なく、マイナポイント事業への参加が可能となる。

・店舗側としては、ポイント還元に対する費用を負担することなく、消費者としてもメリットが大きいため

集客につなげることができる。

マイナポイント事業おけるメリットとしては消費者様はもちろんのこと、店舗様側としてもメリットがあります。

キャッシュレス決済未導入・導入検討中の方は是非この機会にQR決済を導入してみてはいかがでしょうか。

この記事の筆者

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社(マーケチーム)

マルチ決済アプリのIntaPayをはじめ、中国からのインバウンド、越境ECのシステムを活用したアウトバウンド共に対応可能です。
旅前、旅中、旅後の施作を一気通関でのご提案が可能ですのでお気軽に相談ください。