店舗や施設の売上アップに向けて、PayPayを導入したいと考えていませんか?

PayPayは、国内No.1のシェア率を誇るQRコード決済サービスであり、コンビニや飲食店、ショッピングモールで当たり前に普及しています。

そんなPayPayの導入を検討するにあたって、店舗側のメリットや導入の流れを詳しく知りたい方も多いでしょう。

この記事では、PayPayの基礎知識から店舗に導入するメリット、複数社のQRコード決済の一括対応まで詳しく解説します。

PayPayとは

PayPay

画像出典元:PayPay公式

PayPay(ペイペイ)とは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社「PayPay株式会社」が提供するスマートフォン決済サービスです。

ユーザーは専用アプリを通じて、QRコードやバーコードを使い、現金を使わずに支払いができます。

銀行口座やクレジットカードと連携できるほか、ポイント還元やキャンペーンも豊富で、全国の加盟店やオンライン決済でも広く利用されています。

国内におけるPayPayの利用者数・市場シェア率

顧客のイメージ

2018年10月5日にリリースされたPayPayは、インパクトのあるキャンペーンを定期的に実施し、国内シェア率をどんどん伸ばしていきました。

そのPayPayの登録者数の推移や、QRコード決済サービスとしてのシェア率を詳しく見ていきましょう。

PayPayの登録ユーザー数は6,500万人を突破

PayPay

画像出典元:PayPay株式会社プレスリリース

「PayPay株式会社」によると、2024年8月時点で、PayPayの登録ユーザー数は6,500万人を突破しました。

これは、日本人口の約2人に1人以上が利用する「国内最大級のQRコード決済サービス」へと成長したことを示しています。

また、登録者のうち約3,000万人が本人確認(eKYC)を完了していることから、安全性の高い決済手段と言えるでしょう。

PayPayの決済取扱高は年間10兆円を超え、コード決済市場で約3分の2のシェアを占めており、実用性・信頼性の両面で業界をリードしています。

QRコード決済で国内シェア率No.1

モバイル専門調査機関「MMD研究所」の2024年7月調査によると、QRコード決済利用者のうち66.3%が「PayPay」を利用しており、2位の楽天ペイ(35.3%)を大きく上回るシェアNo.1を獲得しています。

順位決済サービス利用率
1位PayPay66.3%
2位楽天ペイ35.3%
3位d払い27.5%
4位au PAY20.1%
5位ファミペイ10.6%
6位メルペイ9.5%
7位LINE Pay7.9%
8位AEON Pay4.6%
9位Amazon Pay3.4%
10位ゆうちょPay2.0%

引用元:2024年決済・金融サービスの利用シェアトップ|MMD研究所

この調査結果からわかるように、PayPayは国内キャッシュレス市場で多くの消費者が当たり前のように使用しているサービスです。

特に、リアル店舗においては、主要な決済手段に対応していないことが顧客離脱やコンバージョン率(CVR)低下のリスク要因となります。

集客力・購買率向上を図る上でも、PayPay対応はユーザー接点の最大化に不可欠な施策です。

PayPayミニアプリの紹介

QRコード決済

PayPayは、通信契約・利用状況の確認・特典取得などをアプリ内で完結できる「PayPayミニアプリ」を通じて、多機能プラットフォーム化を進めています。

ここでは、PayPayミニアプリの3つの特徴を解説します。

契約手続きの簡便化

PayPayミニアプリでは、ユーザーが通信サービスの契約をアプリ内で完結できる仕組みを提供しています。

利用状況に基づく料金シミュレーターや登録済み情報の活用により、契約フローが簡略化され、従来の手間やストレスを大幅に削減できます。

通信契約という煩雑な手続きが簡略化されることで、ユーザーの利便性が向上し、事業者としてもPayPay経由での新規獲得や継続利用の促進に繋がるでしょう。

利用状況の可視化とクーポン連携

PayPayアプリ内では、利用中の通信サービスの料金やデータ使用量などをリアルタイムに確認できるほか、PayPay限定のクーポンや特典情報も一元管理できます。

事業者としては、ユーザーとのエンゲージメントを高めながら、販促施策と連動させたマーケティングが可能です。

例えば、自社のサービスや商品に関連付けた特典の展開により、リピート率の向上やクロスセルの促進にもつながるでしょう。

高付与率キャンペーンの実施

PayPayミニアプリでは、消費者にお得な特典や割引を提供する多彩なキャンペーンが展開されています。

過去には、PayPayでの事前決済にて、決済金額の最大10%相当のポイントを付与するキャンペーンが大手牛丼店で実施されていました。

高付与率キャンペーンは、費用対効果の高いプロモーションが可能となり、利用促進の強力な導線として活用できます。

商業施設・店舗がPayPayを導入するメリット

ショッピングモールの店舗

キャッシュレス化が加速する日本では、商業施設や店舗にとってPayPayの導入が、顧客体験や売上機会の最大化に直結する戦略的な一手となります。

ここでは、PayPayの導入を検討する際におさえておきたい3つのメリットを紹介します。

利便性向上による顧客満足度アップ

PayPayを導入する大きなメリットは、スムーズな会計体験を通じて顧客満足度を向上できる点です。

QRコードを読み取るだけで支払いが完了する仕組みは、現金やクレジットカードと比較して圧倒的にスピーディかつストレスフリーです。

特に、若年層をはじめとするキャッシュレス決済に慣れた層にとっては、「PayPayが使えるかどうか」が店舗選定の基準になることもあります。

会計時のストレスを減らすことで、顧客の再来店率や店舗への好印象にも繋がりやすくなります。

オペレーションの効率化とミス削減

PayPayは現金の受け渡しを必要としないため、レジ業務の負担軽減と人的ミスの削減にも貢献します。

釣銭ミスやレジ締めの煩雑さがなくなるため、店舗スタッフの業務効率化に効果的です。

特に、繁忙している時間帯や少人数体制の店舗、イベント会場などでは、スムーズな会計が大きなメリットになるでしょう。

さらに、決済履歴がリアルタイムで自動記録されるため、売上管理や経理業務の効率化にも繋がります。

6,500万人超のユーザー基盤を活用した集客力と販促効果

PayPayの登録ユーザーは6,500万人(2024年時点)を超え、日本のスマホ利用者の約3人に2人が利用する国内最大級のキャッシュレスサービスです。

PayPay加盟店になれば、アプリ内での店舗表示やキャンペーン参加など、強力な集客チャネルを活用できます。

例えば、全国規模で実施される「超PayPay祭」などのプロモーションに参加すれば、PayPay決済を目的に訪れる顧客層を取り込むことが可能です。

店舗認知度の向上やリピート来店促進にも効果的であり、販促戦略の一環として極めて有効です。

PayPayを含むマルチQRコード決済なら「IntaPay」

PayPayをはじめとする主要なQRコード決済サービスをまとめて導入したい場合、マルチQRコード決済アプリ「IntaPay(インタペイ)」がおすすめです。

ここでは、IntaPayの導入メリットをわかりやすく解説します。

国内外の多様なQRコード決済を一括導入

IntaPayなら、国内シェアNo1.のPayPayはもちろん、楽天ペイ、d払い、au PAYなどを一括で導入できます。

さらに、中国で主流のWeChat Pay(微信支付)や、Alipay+といったQRコード決済にも対応。近年のインバウンド需要に応えられるクロスボーダーなQRコード決済アプリになっています。

IntaPayが対応している決済ブランド一覧

複数の加盟店申請も一括で行えるため、QRコード決済の導入に伴う煩雑な準備も簡略化できます。

店舗オペレーションの効率化

IntaPayは、お客様が利用した決済サービスを自動的に判別するため、会計業務がスムーズになります

QRコード決済の流れ

さらに、各決済サービスの取引情報を1つのシステムで一元管理するため、売上データや入金データをリアルタイムで確認できます。

複数店舗でIntaPayを導入した場合、法人全体と店舗ごとに情報を整理できるため、データに基づいた意思決定にも役立つサービスです。

店舗形態に合わせた導入・運用が可能

IntaPayは、スマートフォン・タブレットがあれば簡単に導入・運用できるサービスです。

また、店舗形態に応じて、以下のような多様な導入方法を用意しています。

  • スマホ・タブレット(アプリ運用型)
  • SUNMI(Android端末運用型)
  • ステッカー(店舗用ポップの設置)
  • POS連動(POSレジへの導入)
  • 自動販売機・無人券売機
  • オンライン決済(ECサイト、モバイルオーダーなど)

IntaPayでは、24時間365日対応のコールセンターを用意しているため、導入・運用に際する疑問や悩みをすぐに解消できます。

また、販促に関するアドバイスも行なっているため、集客力アップ・売上アップにも貢献するマルチQRコード決済サービスとして、多くのクライアント様に選ばれています。

IntaPayの導入ステップ

IntaPay導入の流れ

IntaPayを店舗・施設で導入する際の簡単な4つのステップを紹介します。

1.お申し込み

まずは、「IntaPay決済サービスオンライン申込み」にメールアドレスをご入力ください。お申し込みサイトのURLを記載したメールをお送りします。

お申し込みサイトでは、Webフォームの案内に沿って必要な情報をご入力していただきます。

また、加盟店審査に必要な書類もご案内いたします。

2.加盟店審査

事前にご案内した必要書類が全て揃ったあとに、加盟店審査を行います。

IntaPayなら、必要な複数のブランドの加盟店審査を一括で行うことも可能です。

3.アプリ設定

登録完了メールが届いたあと、メールに記載の内容に沿って、アプリの初期設定を行っていただきます。

お申し込みの段階で「端末購入」を選ばれた場合、初期設定済の端末を郵送いたします。

4.利用開始

最後に、利用可能な決済ブランドの販促品を提示すれば、店舗にも顧客にも快適な「IntaPay」のご利用を開始していただけます。

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まとめ

国内シェアNo.1のQRコード決済サービス「PayPay」は、店舗・施設の集客と売上アップに欠かせない決済手段となってきました。

さらに、PayPayミニアプリの誕生はユーザーの利便性を高め、事業者側にもキャンペーンと連動した販売促進の機会を与えています。

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社が提供する「IntaPay」は、国内QRコード決済、海外QRコード決済に対応したマルチQRコード決済アプリです。

IntaPayなら、PayPayや楽天ペイ、d払いといった国内のQRコード決済サービスだけではなく、中国で主流のWeChat PayやAlipay+まで網羅した一括導入が可能です。

スマートフォンやタブレット、有人レジ、券売機、ECサイトなど、多様な導入方法に対応しているため、ぜひこの機会にお気軽にご相談ください。

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